朝日杯のステークスは、中山競馬場の1,600mのコースで、発走は第1コーナーの奥からということになります。
つまり、3つのコーナーワークが必要となるのですが、これはマイルでは異例としか言いようがありません。
そして、この中山のコースは下り坂が続き、最後に上り坂というつくりになっているためとてもスピードが出やすく、どうしても先行馬が有利になる2011 エリザベス女王杯レースだといえます。
さらに、最初の2コーナーまでの直線距離が短く、発走時外枠になってしまった馬にどうしても大きな距離のロスが出てしまうのですが、そのロスを最小に抑えるために降るゲートの頭数を16頭にしているのです。
このようなレースでは、馬自身の能力よりもコーナーの数や、出走時の騎手の位置取りが結果に大きく左右していると言わざるを得ない内容となり、本当にチャンピオン決定戦としての機能を果たしており、価値があるのか疑問に感じるところです。
クラシック戦線で勝利するにはどうしても早熟度が要求されますが、有力馬を管理している関係者は、この数少ないレースの中で最終目標を朝日杯として考えると、どうしても新馬を早めにデビューさせ、さらに早いうちに重賞を獲得しなくてはならなくなるのです。
そのように調整を重ねいくつものローテーションを何とかこなし、いざ出走ということになっても、この複雑な中山競馬場のコースでは馬の実力以外の要因で敗退という納得のいかないものになりかねません。
そんな結果になるよりはと、距離2,000mで行われるラジオNIKKEI杯2歳ステークスのほうが将来的にもクラッシクに繋がるだろうと考え、マイルCS関西を中心にそちらへ出走する有力馬が年々増えているというわけです。
ですから、最近は2歳牡馬チャンピオンそのものの価値に疑問を抱かれているといっても、仕方がないようです。
関係者は、こういった状況が打破できるかどうか今後のJRAが打ち出す改善策に掛かっているのではと動向に注目しているのです。
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0811月
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